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パンとスープとネコ日和 (DVD-BOX)

発売:2014年1月15日/販売:㈱バップ
収録時間:201分(本編Disc・2枚・全4話)+特典映像(Disc・1枚)

出演:小林聡美
    伽奈
    光石研
    塩見三省
    美波
    市川実和子
    加瀬亮
    もたいまさこ
    岸恵子
    のぶりん  ほか

原作:群ようこ
    パンとスープとネコ日和 (ハルキ文庫 む 2-4)

監督:松本佳奈

脚本:カーゴパンツ

主題歌:大貫妙子

音楽:金子隆博

スタイリスト:安野ともこ

フードスタイリスト:飯島奈美

製作著作:WOWOW (2013)

WOWOW 連続ドラマW
パンとスープとネコ日和  笑うときは、だれかと一緒だ。

2013年7月21日、28日、8月4日、11日の毎週日曜、午後10時台に放映されたWOWOWオリジナルの連続ドラマWシリーズ番組・全4回がDVD&Blu-rayとしてBOX化された作品。
映画・かもめ食堂 [DVD] のスタッフが手掛けています。

 

ちょうど原作(2012.4.15発行/単行本)を読んだ頃、音楽ライブバーを手伝っていた頃で、午後3:00~深夜3:00までの営業時間をフルタイムで働いていました。

ゆくゆくは早番でランチタイムをやろうかと思ったりしていましたが、ひとまず、昼間のカフェタイムにサンドウィッチやドッグサンド、ピザトーストなど、長年自宅用に作っていたメニューを喫茶メニューとして改めて教わりながら、おいしいコーヒーの淹れ方など日々研究していた(?)、希望に満ちた緊張感を感じていたような時期でしたσ(´∇`*)

お店のオーナーはランチをやるならば、かねてよりカレーライスか丼物専門がいいという考えで、わたしとしてはもうひと工夫、何かしら新鮮味のあるメニューがいいのではと、なかなか意見が合わせられなかったのですが(; ´・θ・)ゞ

かと言って、この作品のような日替わりのサンドウィッチとスープのお店にするには、かなりの思い切りと底力が要るなぁと、憧れを通り越して羨望の気持ちでページを繰り、そういう意思を貫けるのは立地条件次第でもあるなぁと、それほど遠い現実とも思わなかった部分もあったり。

 ★

本作は、どんなサンドウィッチとスープが登場するのか楽しみなばかりでなく、インテリアやファッションにももちろん注目してしまう期待感が持てます。
(ちなみに、DVD-BOXではサンドウィッチではなくサンドイッチと書かれています^^)

原作自体もこれまでの作品とはひと味違っていて、すっきりと肩の力が抜けた、やわらかな文体で書かれているのですが、内容については、自分の意思を貫くためには必要とあっても、遮二無二新しい仕事に取り組んでいくためには仕方ないのかもしれなくとも、そんなに意地を張らず、肩ひじ張らず、もうちょっと母親が築き上げてきた人間関係や地元の人たちとも仲良くやっていこうよ(そういうことも人生には必要だよ)とか、唐突なネコの顛末にもネコ日和からは突き放された感があり、乱暴と言えば少々乱暴な粗削りに近い(現実的な)ストーリー展開だったところが、ドラマの中ではとても丁寧にゆったりと温かなムードで仕上げられていて、すごく好感が持てる作品に完成されていました。

これは監督:松本佳奈の視点や脚本家:カーゴパンツ(3名のユニットなのだそう)の腕でもあり、日曜の夜に安心して見られるドラマ作りというスタンスもあるのでしょうか。

原作の(商売上や生き方の)危なっかしさもまた新鮮味があっていいのかもしれないし、ドラマの中の媚びない姿勢=淡々としたスタイルにも繋がって一貫しているわけですが、どちらも奥行きが感じられていい作品です。

原作は、この後、2作がシリーズ化されて出版されています。

やはり、1冊では語り切れない(書きつくせない)話もたくさんあったのでしょうね。

追々読んでみたいと思います(✿◡‿◡)





主役の小林聡美について、正直なところ、特別好きな女優さんではなかったものの、作品の主役には毎回のように抜擢されているだけあって、背筋の伸びた素敵な女優さんになっていて、なかなかに感心しました。
等身大の群ようこを感じさせられる方ですね。

この後、もちろん、かもめ食堂 [DVD] も続けて見たい気持ちになって購入してしまいましたよ(。→‿◕。)☆


パンとスープとネコ日和  DVD-BOX は、心のイガイガや澱みが解き放されていくような音色が心地よいオリジナルサウンドトラックも魅力的です。
DVDと同じ、さかざきちはるの絵もいい味を出しています。


 
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安井かずみがいた時代/島﨑今日子 著/集英社

2013年2月28日 初版発行/単行本
2015年3月20日 集英社文庫

「婦人画報」2010年11月号~2012年7月号に掲載された21編の短編に、書き下ろし1編がプラスされた、全22編の評伝風ドキュメンタリーエッセイ集。
エッセイというよりはルポに近いスタイルです。
22編の作中タイトルは、全て安井かずみが手がけた訳詞や作詞の作品タイトル。

 <目次>
 おしゃべりな真珠 林真理子
 わたしの城下町  平尾昌晃
       片想い 伊東ゆかり 中尾ミエ 園まり
        経験  コシノジュンコ
     古い日記  斉藤亢
  ラヴ・ラヴ・ラヴ 村井邦彦
若いってすばらしい 稲葉賀惠
    草原の輝き  ムッシュかまやつ
      雪が降る 新田ジョージ
   危険なふたり  加瀬邦彦
    よろしく哀愁 金子國義
     赤い風船  太田進
不思議なピーチパイ 大宅映子
ちょっとだけストレンジャー 黒川雅之 加藤タキ
  キッチン&ベッド 玉村豊男 玉村抄恵子
だいじょうぶマイ・フレンド 内田宣政
       耳鳴り  矢島祥子
ジャスト・ア・Ronin 吉田拓郎
   危ない土曜日 外﨑弘子
ジャスト・ア・シンフォニー 加藤治文
        折鶴  オースタン順子
    GIブルース  渡辺美佐

安井かずみの公私における友人知人、総勢22組(26名の証言者)へのインタビュー取材をベースに、文化的な時代の流れを追いつつ、安井かずみの生き方、人となりを分析していく作品になっています。
もちろん、加藤和彦との結婚生活について、加藤和彦についての述懐も、交流のあった人々への取材によって感慨深く丁寧に綴られています。

著者の精力的で緻密な取材と誠実な筆致によって浮かび上がってくる人物像が、読者にもさまざまな思いを抱かせるのです。
後半へと読み進むにつれ、構成の秀逸さも際立ってきます。

安井かずみ、加藤和彦の両者とそれぞれ交流のあった吉田拓郎の率直な証言が収録されているということをラジオ番組(NHK すっぴん)で著者がゲスト出演された時に知り、以来ずっと気になっていました。
安井かずみ亡き後の加藤和彦のことも気になっていたしで、やっと読むことができた時にはすでに文庫化されようとしていた頃でした。
そして今年3月に同じ集英社から文庫本が発売され、いっときは品切れ中のような感じもありました(・。・;

安井かずみがいた時代 (集英社文庫)

文庫本の装丁は未確認ですが、単行本にはスタイリッシュな安井かずみのモノクロ写真の選りすぐり(8枚)が収録されていて、ハッとさせられる小悪魔風なルックスだったり、美魔女という表現にも当てはまります。
奇しくも、現在のわたしの年齢は安井かずみが亡くなった年齢と同じだったり。。
妙にドキドキしてしてしまいます( ._.。)

  ★

吉田拓郎と安井かずみとは、ある時期かなりの交流があった話は幸拓(坂崎幸之助・吉田拓郎)「オールナイトニッポンGOLD」(’09年11月30日~’13年9月30日放送)でも聴きました。

「男と女が恋愛に至るにはタイプというというものがあるだろう。誰でもいいという訳にはいかないんだよ、君」
と、軽く坂崎氏を窘める笑いを含んだ拓郎の話の流れで、
「昔、安井かずみとも随分と一緒に飲みに行ったりして遊んでた時期があったけど、『あたしたちって、お互いに恋愛対象のタイプじゃないから、こうやって一緒に飲んでいられるのよね』って、安井かずみも言ってたよ」
というような例え話が飛び出したり、YouTubeにも何点か残っていますが、折にふれて時々名前が上がっていたし、一拓郎ファンとしても気になる存在の女性でした。

なんといっても、あの憧れのトノバン・加藤和彦を射止めた人物が安井かずみだったのですから、魅力あふれる女性だったのは間違いないのでしょう。
前述の番組内で拓郎は、加藤和彦との思い出話も語っていたことがありました。

加藤和彦の奥さんだったミカさんがロンドンに旅立ってしまった離婚後、加藤和彦がすっかり引き篭ってしまい、拓郎が元気づけのために仕事帰りにちょくちょく部屋に寄ってあげていたこと。
ミカさんの荷物やふたりの思い出の品々がそっくりそのまま置かれたままの部屋で、加藤和彦が荷物の中に埋もれてポツリと暮らしていたというような話など。

本書に書かれている安井かずみが亡くなった直後の加藤和彦についての不可解で印象的な目撃談とは随分と大きく異なっています。
愛する家族が事故で突然亡くなってしまった場合とは違って、もう助からない病気で、徐々に徐々に弱っていく姿に毎日接していると、看取る方は着々と現実問題としての自分なりの覚悟がついてくるものではあるし、過去の別離(離婚経験)から学んだ自分自身の決別法もあると思います。
それと、加藤和彦自身も深く病んでいたのではないかと思えてなりません。

  ★

ともあれ、何を隠そう、加藤和彦の存在に出会っていなかったら、わたしはいま茨城には住んでいなかったと言っても過言ではないのです。
とは言っても、本当に残念なことに実際にお会いしたことがあったわけではないのですが(;´▽`A``

’70年代前半にラジオ関東(現.ラジオ日本)で毎週月曜~金曜・23時20分から午前0時までの「Oh!シンディ」という番組があり、前半20分が加藤和彦とサディスティックミカバンドの福井ミカさん(当時の奥さん)とが受け持ち、後半20分が佐藤公彦の「あ、ぼくケメです」というコーナーで、わたしはほぼ毎晩のように番組を聴いていました。
もしかしたら、ケメのコーナーの方が時間的な配分は少なかったかもしれません。

週末の金曜日にはケメが加藤和彦のコーナーにも出演したり、当時エレックレコードに所属していた泉谷しげるや古井戸などもゲスト出演することもあって、わいわいととても愉しい番組だったのです(o^-^o)

番組内で、加藤和彦は「スノッブ」という言葉を連発していて、わたしにとっても気になるキーワードでした。
いつしか「芸能界のスノッブ自慢」的コーナーまで作って、「自分が今まで出会った芸能人の中で一番スノッブだと思った人物は美空ひばりさんだね」とのエピソードも披露していたり。

「Oh!シンディの番組が終了する頃にはエレックレコードも倒産、わたしが知らなかった間に加藤和彦も離婚していて、映画の試写会場で加藤和彦と安井かずみの姿を目撃した友達から「すっごくお似合いだったわよ」との話を聞かされ、然もありなんと思ったのでした。

  ★

話が逸脱してしまいました(*゜.゜)ゞ

4,000曲に及ぶ安井かずみの残した作品群、昭和を代表するようなヒット曲はほとんどソラで唄えるくらいに知っていても、実は彼女について、わたしはほとんど知らなかったのです。
なので、そのことも本書を読みたかった大きな一因でした。

わたしがシンガーソングライターや詩人に憧れていた思春期真っ只中の頃(’70年代前半)、3日と空けず書店に足を運んでいて、その度ごとに詩やエッセイのコーナーも隈なくもれなくチェックしていると、安井かずみの著作も常に常に数多く並んでいました。
よほど根強いファンが多いのだろうと、彼女のカリスマ性や人気のほどが窺い知れました。しかしながら、何故かしらローティーンのわたしがまだ覗いてはいけない(理解できない)世界の事々が描かれているHow To本のような確信も感じていました。

わたしには落合恵子的世界の方が親しみやすかったのです。

ワイドショー的には、マリファナの不法所持容疑で逮捕された事件(’70年)もかすかに思い出します。とても芯の強いイメージであったはずの、あの安井かずみが?! と、何かの間違いではないのかと衝撃的なニュースでした。
その辺の事情も渡辺美佐さんの証言として本書には記されています。

ZUZUと呼ばれていたこと、セレブ界のロールモデル(ロールモデルという言葉も本書で知りました)となる生き方を貫いていたり、モデルさん並みの容姿だったことなど、本書を通じて改めて知りました。
確かに、女性が彼女に惚れ込んでしまうエッセンスもたっぷりです。
著者・島﨑今日子とわたしは学年で5年しか違わないのに、この5年の差は相当大きい時代だったのかもしれません。

それにしても、’60年代から頭角を現していたアーティスト、ミュージシャンの方々は半端じゃない大富豪のご令嬢、ご子息が多いのだなぁと感じるし、飯倉片町(港区西麻布)のキャンティ(イタリアンレストラン)の存在が大きかったこともつくづくと感じられ、ため息がこぼれるばかりです。これぞ、正真正銘セレブのご面々!

CHIANTI
http://www.chianti-1960.com/


  ★

4月、加瀬邦彦氏の訃報に接して、真っ先に浮かんだのがこの作品・「安井かずみがいた時代」でした。
安井かずみとの懐古談として、素敵な証言を残してくれていた加瀬氏だったのに、肺癌に仆れた安井かずみと同じ癌の病、食道癌から咽頭癌の手術、声帯切除、食道発声法のリハビリ……苦しかったのでしょう。音楽ファンとしては残念でなりませんが。。
ご冥福をお祈りします。

 

安井かずみがいた時代 (集英社文庫)

        島崎 今日子 集英社 2015-03-20
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                           by ヨメレバ

   紀伊國屋書店

安井かずみがいた時代  ホンヤクラブ

 
沢田研二スペシャル/ジュリーデビュー25周年/’91年11月
ファン兼、優秀なる作詞家ZUZU
https://www.youtube.com/watch?v=PdvJIIVmwPs

悪趣味な計画
https://www.youtube.com/watch?v=7zI5Pc7mb1A
 
YouTubeでは、TBSラジオ・爆笑問題の日曜サンデー、27人の証言「安井かずみ」特集の放送もupされていて、かまやつひろしの証言が印象的でした。今となっては加瀬邦彦の言葉も悲しく残ります。
 


キャンティ物語 (幻冬舎文庫)


純情ババァになりました。 (講談社文庫)

加賀まりこ、コシノジュンコは、安井かずみと親友だったそう。

 

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作家と猫のものがたり/yom yom編集部編/とんぼの本/新潮社


2010年9月25日 発行

当世人気女性作家10名と猫たちとに纏わるフォトエッセイ・アンソロジー。
厚さ1cmほどのソフトカバーです。

<目次>
小池真理子/そばにいるだけで
乃南アサ/チャンス
島本理生/たびという名の
森まゆみ/谷中の猫のはなし
最相葉月/魔法の国から来たマンチカン
村山由佳/戦友
香山リカ/きっとまた明日も
谷村志穂/チャイとミーミー
平松洋子/猫一匹、人間さんにん、のちふたり
向田和子/贈り物――向田の猫たち

発売当初から気になっていて読みたくて堪らず、ずっとブログのサイドバーに貼り付けてあったのですが、なかなか実物を手にすることができず、ようやく念願が叶った作品でしたヽ(*⌒∇^)ノ

表紙は本書発行のきっかけになったという編集部談(編集者のことば)の村山由佳氏の愛猫・もみじちゃん。
もうなんとも愛くるしい風情の日本猫ですよね。
「この世に生まれてきた日」からのお付き合いとのこと。

ほかにも猫らしい魅力たっぷりの写真が豊富で嬉しくなっちゃいます。
作家さんたちのインテリア関係も垣間見ることができたり(・-・*)♪
企画・発行してくださった編集者さんに感謝感謝なのですよ(人^ ^)

村山由佳氏と向田和子氏の作品以外は全員書き下ろし。

作家さんの猫たちというのは、概ね迷い猫だったり、保護猫だったりする場合が多く、純血種の猫と暮らす方々は意外と少なかったりするんです。
特別猫好きというわけではなかった、むしろ猫嫌いだったような人がすっかり猫の魅力にヤラレてしまったり……。さまざまなエピソードや秘話が窺えます。

愛猫家夫妻としても定評となっている、小池真理子氏の「そばにいるだけで」に始まり、ラストは向田邦子氏の妹さん・和子氏の「贈り物――向田の猫たち」で終わります。

向田邦子氏はタイ原産のブルーグレーの猫・コラットに魅せられて、ぜひとも日本に広めようと力を尽くしていたのですが、1981年8月22日、台湾への取材旅行中に飛行機事故で亡くなってしまい、妹さんやご家族が初代コラット・マミオくんや子猫たちを引き取って面倒をみていました。
マミオくん、チッキー嬢の話などは、『八丁堀 猫ものがたり―向田邦子さんの贈り物』(橘芳慧 著/河出書房新社/1995年7月刊)で読み、向田邦子氏とコラットたちとの絆を初めて知ったのでしたが、向田邦子自身の著作はおろか、和子氏のエッセイもおそらく1冊もキチンと読んだことがないような記憶です(゜ ゜i)

’78年から20年間赤坂で営業していた小料理屋さん『ままや』関係のエッセイにもマミオくんたちは頻繁に登場していたらしく、どこぞで探し出して読んでみたくなりました。

本書「作家と猫のものがたり」には、マミオくん以前に家族だった向田家の猫たちやご家族との話が興味深く綴られています。
 



 
兎にも角にも、作家さんそれぞれにとっておきの猫話があり、日頃華やかに見えている方々だけに改めて驚いたり、猫あるあるを感じたり。

森まゆみ氏の「谷中の猫のはなし」には、やねせん(谷中、根津、千駄木)猫探しの散歩道(ゆっくり歩いて約2時間)という愉しげな地図まで描かれています♪

余談ですが、実は11年前に、こちら茨城県県南に越してくる直前に住んでいたのが谷根千にほど近い地域だったのです。なのに、夕やけだんだん谷中銀座、ソメイヨシノの発祥の地・谷中霊園界隈に1度も散歩に出かけずに来てしまい、かなり悔やんでいます。
いつでも行かれると思っているうちに、あっという間に時は流れ、意図に反して状況も何もかも変わってしまうものですね(゚ー゚`ゞ)

閑話休題。それはさておき。

精神科医の香山リカ氏の打ち明け話的な「きっとまた明日も」やフードジャーナリストの平松洋子氏のカラッとしているけれど重厚な話「猫一匹、人間さんにん、のちふたり」など、読み終えてみると元気がもらえたりと、全体的に何度でも繰り返しページを繰りたい、きれいなフォトエッセイ集に仕上がっています。
癒されますね~( ´ ▽ ` )
それにしても、才色兼備な作家さんばかりで、猫ちゃんたちののびのび写真の数々だけでなく、各作家さんの写真映りも女優さんのごとくですっかり見蕩れてしまうのでした。


○ セブンネットショッピング作家と猫のものがたり
○ Amazon作家と猫のものがたり
○ 楽天ブックス作家と猫のものがたり
○ ホンヤクラブ作家と猫のものがたり

 

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もうちょっとマシに撮れたらまた貼り替えますฅ^•.•^ฅ
 

▼ 2015/4/16発売!

公園通りの猫たち/早坂暁 著/勉誠出版

2009年5月10日発行

1988年8月~’89年10月に月刊誌『本』に掲載された作品14篇が’89年、講談社で単行本となり、’92年、同じく講談社にて文庫化されました。

’96年5月2日にネスコ(文藝春秋)より、続編の『嫁ぐ猫 公園通りの猫たち、それから』が刊行された後、’98年4月30日に同じくネスコからも最初の『公園通りの猫たち』の新装版が刊行されました。

どちらも絶版となってしまうような時期に、1冊目、2冊目(続編)が合体した『公園通りの猫たち』が勉誠出版から発行されたのでした。

以前、ネスコ刊の『公園通りの猫たち』を読んで感銘を受け、忘れられずにいて、確か続編も出ていたはずと探していた時に、こちらの1冊に出会いました。

しっかりとした装丁の分厚い1冊なのですが、第一部、第二部として2冊分が存分に味わえる贅沢な内容で、写真もかなり豊富です。
税別2,400円とお値段も張りますが、第一部しか読んでなかった身としては、これはもう、めっちゃお得(^-^)g""

『公園通りの猫たち』は’90年に第6回講談社エッセイ賞を受賞していた作品なのですが、審査員選評より転載されたとの解説陣の豪華さにも驚きます。

井上ひさし、大岡信、丸谷才一、山口瞳の面々。
個人的には、山口瞳の『色んな意味での厖大な元手がかかっている』と書かれた選評が好きですσ(^ー^;)

’89年12月23日公開された同名の東映映画『公園通りの猫たち』の原作にもなっています。
監督:中田新一、原作・脚本:早坂暁、キャスト:荻野目洋子、五十嵐いづみ、伊藤智恵理ほか、公園通りの猫たち。

YouTube『公園通りの猫たち』予告編

出演している猫たちのほとんどは、当時公園通りで実際に生活していた猫たちで、それぞれの名前がキャストとして記載されていました。
実は観てない映画で興味があるのでDVD化を期待したいのですが、さてさてどうなんでしょう(・・?

 ★

原作の方に話を戻すと、わたしが最初に手にしたのはネスコから出版された『公園通りの猫たち』で、そちらはどちらかというとB6判に近い、やや小型サイズの装丁で、カバー写真に『巡査』という名の猫(♀)写真が載っているものでした。

パラパラとページを捲ってみると、公園通りというのは、東京は渋谷の公園通りのこと。
目眩がしそうでしたよΣ(゚д゚lll)

わたしも10代~20代初め(’70年代~’80年代初頭)の頃、心躍らせながら出かけて行った、ジャンジャン(小劇場)(2000年にCLOSE)やPARCOのある、はたまたキャッチセールスのメッカでもあった、あの公園通りに暮らす猫たちについての話だったのです。

わたしが出かけていた当時は公園通りと呼ぶよりもまだ、『(昔の)区役所通り』と呼んだ方が(東京で暮らす)ベビーブーマー世代(今で言う団塊の世代)以上の人々には通じやすかった時代でした。

親に内緒で友達と初めて入った喫茶店もコロンバン(ケーキ屋さんですがw)だったり、初めて買ったビキニもスペイン坂の小さなインポートショップだったり。
個人的に、やたらめったら懐かしさが募る街なのです。

最後に渋谷に行ったのは、確か東急Bunkamura ミュージアムで開催されたシャガール展だった記憶で、公園通りには寄らずに帰って来てしまい、それにしてもミレニアムとかなんとかの頃だった気がします。

あれから4度の引越しを経たにせよ、思えば、公園通りどころか渋谷に出かけなくなって、すでに幾星霜(`エ´*)トーイメ

本書には、わたしが公園通り周辺に足を踏み入れなくなってからの周辺猫事情が書かれています(=^・・^=)

著者:早坂暁氏はうちの親世代の昭和一桁生まれの方なのですが、東大の医学部合格経験者だけあってか、猫と猫の詳しい系図を全て把握してきちんと記憶していて、全ての猫に名前が付いているし、公園通りの猫博士のような方で敬服してしまいます。

しかも、ただ観察、傍観しているだけではなく、瀕死の猫はもちろん病院に連れて行き、運悪く亡くなってしまえば、深大寺の火葬場で弔い、動物霊園に埋葬してあげたり奔走しているようす。

頃はバブル期と言えども、猫ボランティアさんなどの存在も未知だった頃から、ごく自然なこととして外(街)で暮らす猫たちを地域猫として温かく見守りつつ、共存生活を支持していた方なのですね。

氏の言葉によると、自由猫家族猫旅猫という表現になります。
旅猫には迷子猫も含まれるのですが。

迷子猫と言えば、『避妊や去勢もしてあげないから外に飛び出していって迷子になるんだよ! 挙句に野良猫になってしまうんだからっ!』と豪語していたネッ友さんがいましたが、それはある意味で大きな誤解で、ひと昔以上前の話ではないでしょうか。
自分家の猫が行方不明になって、毎日毎日泣きながら必死に探している飼い主さんたちの猫は、ほとんどみんな避妊や去勢が施されている猫たちばかりなんですよ。

それって、去勢してない猫の飼い主さんは端(ハナ)から諦めてしまって届け出ないからだとばかりも言えないように思います。

そうした旅猫たちの帰家能力についても本書に語られているのでした。

第二部となっている後半『嫁ぐ猫 公園通りの猫たち、それから』の部分は、猫の事務所と名付けられた事務所を構え、早坂氏の周りに集まっている猫好きさんやボランティアスタッフさんたちが里親さん探しに明け暮れるようすが描かれていきます。

そういう後人さんたちがどんどん育ってくれないと、甚だ失礼ながら、早坂氏亡き後は公園通りの猫たちはどうなってしまうのかと心配で堪らなかったので、ホッとしました。

命に関わる大病を何回も乗り越えてこられた著者、これからもどうか1日も長くお元気でご活躍されること、心から願っています。

すっかり様変わりしているであろう公園通りにも、たまには出かけて行かなきゃです(*´艸`*)

渋谷公園通り http://www.koen-dori.com/

 
○ Amazon/単行本/公園通りの猫たち (早坂暁コレクション)
○ 楽天ブックス公園通りの猫たち
○ セブンネットショッピング公園通りの猫たち
○ ホンヤクラブ公園通りの猫たち

 
※ 追記 ※
公園通りの猫たち』はVHSでリリースされていて、現在、Amazonなどで中古品で入手可能商品があることがわかりました(○。_。)O

 
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旅のスケッチ トーベ・ヤンソン初期短篇集/トーベ・ヤンソン 著/冨原眞弓 訳



 

「たのしいムーミン一家」シリーズの作者、トーベ・ヤンソンの名前を近頃頻繁に見聞きするなぁと思い、もしやと調べてみると、今年はやっぱりトーベの生誕100周年なのでした♪

すでに年明けから全国各地で展示会関係のイベントが順繰りに開催されていましたね。

⇒ All Things MOOMIN ムーミンオフィシャルサイト

地デジ非対応住居に越してきて2年間まともにテレビを見ていないもので、「ネット環境があればテレビなんていらな~い」などと強がりを言っていても、絶えず流れてくる情報量はどうしても少なく、特にこういう情報には疎くなりがちだったりします。
書店などにもマメに赴いたり、ラジオだけでなく、ネットでももっと積極的に日々の情報を仕入れるように努めないといけませんね(‘‘。)ゞ

 

トーベ・ヤンソンは1914年8月9日、フィンランドのヘルシンキに生まれ、2001年6月27日、86歳で生涯を終えています。

彼女のプロフィール関係は様々なところに載っています。
スウェーデン語系フィンランド人であること。
彫刻家の父、画家の母の元に生まれ育ち、6歳ずつ年下の弟がふたりいること。

16歳(1930年)~18歳までスウェーデンのストックホルム工芸専門学校(母・シグネの母校)に留学、その後(1933年)、デンマークのアテネウム芸術大学(父・ヴィクトルの母校)にも留学しています。

子供時分から頭角を現していて、人生の早い時期に自分の歩みたい道を決めたトーベも然ることながら、積極的に才能を伸ばすことを惜しまない、開放的で裕福な家庭環境が窺えるあたりは、両親が著名な芸術家であったからだけではなく、よき理解者でもあったのだろうと推察できます。

けれど、本当に裕福だったのかどうかは母・シグネの才覚によるところが大きかったそうで、家族への深い愛情あればこその、ムーミンママのイメージが浮かび上がってきます。
父・ヴィクトルもムーミンパパの存在感として、夢と冒険心を欠かせない人柄だったようです。
とても仲のいい家族関係だったのでしょうし、トーベは両親のことを心から尊敬していたのでしょう。
感受性の鋭さと豊かな才能に恵まれていたのはもちろんのこと、たぶん、かなり勝気な性格だったのだとも思えます(;´▽`A``

つい数年前までの長き間、何故かわたしは、トーベはてっきり男性だとばかり思い込んでいたのですが、生涯を独身で過ごした彼女はセクシャル・マイノリティだったそうで、「旅のスケッチ」にもなるほどと思える部分がちらほらと垣間見えました。

 

本書、「旅のスケッチ」(2014年6月20日初版発行)は著者・トーベの20歳代に発表された作品をメインに収録されています。

1934年のデビュー作「大通り(ブールヴァール)」が巻頭作。
ムッシュ・シャタンという初老の画家が登場します。
読んでいると驚くのですが、20歳になるかならないかの年齢にして最早ここまでの人間観察眼を持ち合わせていたのかと、天賦の才を感じてしまいます。

物心つく頃から大人たちと近い距離にいたのであろう環境が思われる、研ぎ澄まされた洞察力は大人への強い憧れや子供としての孤独感の裏返しでもあったのかもしれません。
人の気持ちをつかむ(理解する)ことで自分のポジションを築こうとしていた努力はもとより、確固たる自立心が培われることにも結びついていき、異国での留学生活にしても人間ウォッチングや空想を糧に、自分自身の孤独な時間を創作という形で楽しみつつ過ごしていたのではないでしょうか。

著者の短篇集は初めて読んだのですが(「少女ソフィアの夏」「彫刻家の娘」も未読です^^;)、本書は全体的に女性作家の作品とは思えないボーイッシュな視点で書かれています。
トーベの人となりがわかりやすいです。
男性の繊細な心の機微なども克明に丁寧に描かれているし、反面、女性のシュールさ、強さは豪快にも感じられる潔い風情で表現されて物語が紡ぎ出されています。
そして、それぞれの短篇には哲学的な世界観とは切っても切れない奥ゆきがあり、登場人物たちのちょっとファンキーな雰囲気も伝わってきて、後のムーミントロールの広大な世界へと繋がっていく布石のような輪郭が微妙に味わえます。
まだまだ完成されていないコケティッシュな時期の旅人のスケッチとしても、瑞々しいエナジーが滲み出ているのが魅力です。

パリ、ドレスデン、セルムランド、ヘルシンキ、ヴェローナ、カプリの6つの街と8つの物語。
巻末のカプリには「カプリはもういや」が収められていて、1939年、25歳で発表された作品とのこと。
どうしても年齢と照らし合わせてしまうのですが、早熟だったのだなぁと感嘆せざるを得ないのでした。

1939年は第2次世界大戦が勃発した年でもあり、北欧フィンランド・ヘルシンキも戦争の渦中に巻き込まれていき、画家としての絵筆を置いてしまったほど、心に大きな傷を負ったそうです。
戦争によって、自分の目の前で町や家が破壊され、人間の命も大量に奪われてしまう恐怖感は体験した人々にしかわからないことなのかもしれません。
本作にも、大きな闇に向かう仄暗い不安が感じられる作品も収録されています。

 

本書は軽快な装丁も素敵です。
母・シグネが看板画家として仕事をしていたフィンランドの雑誌「ガルム(GARM)」のトーベ作、カバーイラストを使った装丁。
1940年6月5日号に掲載の風刺画、「フィンランドの食堂風景」
イラストについての解説も訳者・冨原眞弓によって丁寧に書かれていて、よくよく見ると、「食糧不足の戦時下」というキーポイントに皮肉をこめた精妙なイラストになっています。

雑誌「ガルム」に、トーベは15歳の時に作品を掲載されて以降、廃刊の時(1953年)まで、長らく作品を寄せていました。

「ガルム」は興味深い知的な雑誌で、作家、ジャーナリスト、画家が当時のフィンランドにおける国内外の社会体制に対して、文章や風刺画で批判していた雑誌でした。

北欧神話に登場する番犬の名前「ガルム(GARM)」から雑誌名を付けたのだなぁとわかると、そのシニカルさにますます魅力を感じてしまったり(*´艸`*)


青土社/冨原眞弓 著
(2009年5月発行)
 
以上、トーベ・ヤンソンの誕生日に合わせて記事をupする予定でいて、紹介したい内容があまりにも多すぎて、まとまりがつかなくなってしまいました(・Θ・;)
日本における終戦記念日には、どうにかこうにか間に合ったようです。

わたしの書いた記事によらず、ぜひそれぞれにトーベ・ヤンソンの凛とした崇高な魅力を様々な場面から角度から、広く深く味わっていただけたらと思います。

参考文献:白泉社/月刊MOE/2009年5月号、2013年1月、5月号
 

 

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