作ってあげたい彼ごはんシリーズ/SHIORI
宝島社
| 作ってあげたい彼ごはん テレビ・雑誌で大人気!フードコーディネーター・SHIORIの 5 販売元:セブンアンドワイ セブンアンドワイで詳細を確認する |
食欲の秋、味覚の秋とはよく言ったもので、何を食べてもおいしく感じられる季節になりました。料理の腕を磨きたくなったり、レパートリーを増やしたくなったり、おうちごはんを楽しみたくなる今日この頃です。
いまや、ネットから生まれたレシピ本、ネットのレシピで人気となった料理愛好家が大活躍の時代。
『作ってあげたい彼ごはん』シリーズで定評のある著者・SHIORIさんも、当初はネットで人気を得たフードコーディネイター。
わたしはセブンアンドワイの特集を見て、彼女の略歴を知ったのでした。
SHIORIさんに聞くフードコーディネーターのお仕事
こちらの特集では、特別に、簡単なおすすめレシピの紹介もあります。
食の仕事に携わっていると、お客さまに召し上がっていただくメニューは、いつでも自分の彼氏に食べてもらうつもりで作るのが基本なので、当然、オーダーを受けるたびに『彼ごはん』の感覚で作ります。『彼ごはん』のネーミングは、すべての料理に通じる「大切な人のために」という基本的な心得だと思うのです。
『作ってあげたい彼ごはん』シリーズ・5作目(’09年11月発行)の特集は、「3on3レシピ」。3つの材料と3つの調味料を揃えるだけで作れるという、簡単でおいしい料理の特集です。
4作目で特集となった人気の「10minutesレシピ」も健在、全120レシピが収録されています。テレビでも紹介しているようなトーストや焼きそば類のアレンジレシピもあり、料理初心者でも、いまどきスタイルの料理が楽しく作れる、ムック本シリーズになっています。
レシピ本は山ほど持っているのですが、自分の作りたい料理の傾向で選ぶのはもちろんで、そのほかには、その時々で輝いている著者や人柄でも選んだり、デザインのきれいさ、レシピの豊富さなども選ぶ基準になり、しかも手頃な価格だったりするとついつい増えてしまいます。スーパーで配布されている無料の料理冊子も、毎月毎月手に入るというのに。
『暮しの手帖』の発行者だった花森安治氏の言葉で料理記事の三大原則というのがあって、その直球ストライクが嬉しくなりました。
- 材料が買いやすいもの
- 作るのに手間暇のかからないもの
- 食べておいしいもの
(森茉莉 贅沢貧乏暮らし/神野薫・著/阪急コミュニケーションズ・発行より抜粋・現在絶版)
月日が流れ、時代が変わろうとも、この三大原則、三条件が必須であるのは確かです。
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セブンアンドワイ・レシピ本フェア
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ここ数年、フードコーディネーターの資格に興味があります。
料理の腕や味と国家試験の免許や資格とはまったく別物なのですが、免許や資格はやはり気になるもので、どこで修行したかを気にするブランド志向のお客さまも多々いらっしゃいます。
そんなときには、笑ってテレビの料理番組に出演している(していた)著名な先生方の名前をあげたり、行きつけだった料理屋さんの名前をあげたりするわけなのですが、確かに免許や資格があれば仕事の幅が広がります。たとえ自分のお店で免許が必要な食材を提供するつもりはなくとも、もっと心に余裕が生まれるのではないかと思えるのです。
近頃では、調理師免許も実技試験がなくなり、規定の実務経験があれば比較的楽に取得できるようになったようですが、どうもこういう系統の免許というのは、お金で買うような気がして合点がいきません。
ここでいつも躊躇してしまうです。
一年、二年と調理師学校に通って受験するのなら、お金では買えない大切な出会いや人脈なども得ることができるかもしれませんが、実務経験のある者でも、単純に受験にかかる費用のほかに、受験前に受けなければならない講習会の費用も必要であり、合格のあかつきには、当然免許証の発行費用がまた必要となります。すべてセットで考えなければなりません。
調理師免許よりも難関であるフードコーディネーター試験にしても、バーテンダー試験にしても、ワインのソムリエ試験にしても然りなのです。
そのほか、焼酎アドバイザーや日本酒(利き酒)アドバイザーなど、数え上げたら実にさまざまな資格がありますが、どれもこれも同じような流れであるわけで、これってどうよと思わないわけにはいきません。
ですから、真っ当に免許や資格を持っている方々のことは、はなから尊敬してしまうのでした。夢や目標のためとはいえ、そういう試練に堪えた、乗り越えたということは、手離しで偉いと思ってしまうのです。だからといって、腕が悪ければ話は別ですけど。立派な免許所有者の作ってくれた外ごはんで、自分が作った方がよっぽどマシだと思ってしまう料理を口にしたときには、ほんと悲しくなりますから。
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